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なにしろ照明さんは、吊ったライトが全部メチャクチャに揺れて、振りを全部やりなおすということで、大騒ぎになったのだ。と申し上げれば、現場を経験されている方には、結構な揺れだったんだなということも、本番当日に大変だったんだなということも、御理解いただけると思う。 ゲネプロが出来なくなるかと思われた位。(結局間に合ってゲネプロは行われたが)私のスタッフ達も心配して、「スピーカ大丈夫かな」と言い合いながら、集合時間の30分以上も前に全員が顔を揃えていた。 結果は全く問題なし。ピクリともしていなかった。巨大なサブウーファーを横にしてセッティングすると、サブウーファーの高さは、ちょうど椅子の着座位置くらいになる。これに、モノリス一枚に対して2本のスタンドで立てているのが、コンパクトにもかかわらず、丈夫で安定した構造を生んでいるのだろう。 この、ウーファー横倒しで、椅子の着座位置の高さ、というのが、今回の公演では大変便利であった。 写真をご覧頂きたい。生演奏のバンドスペースが舞台前にある。スピーカは、舞台上ではなく、舞台前の、蹴込みに合わせてセッティング。当然、従来のスピーカなら、バンドの邪魔にはなるわ、ハウリングが厳しいわ、見た目がうざったいわ、いいことなし。それが、低く平べったいウーファーで、しかも殆どの音域を上のモノリスが担当できるので、モノリスを少し高めにセッティングして、座って演奏しているバンドスペースの演奏者達の頭の上を音が飛んで行くようにした。これでハウリングも殆ど起きず、こちらが存分に大きな音を出しても、バンドの演奏者にはうるさくない。ミュージシャンたちに、「うーん、足の下を風が通って行くのが判るよ」と笑われた。もちろん、ウーファーの低域の音のことだ。それだけ大きく出していても、うるさいと感じられない。モノリスの大きな特徴である。
ギターさんなんか、サブウーファーの上に、ギターアンプ、ローランドの名機ジャズコーラスを乗せてしまった。「これ、いいよね。ここに置かせて。」 音が面で飛んでくる、というのは、近くにいて「うるさい」と感じさせず、音圧を得られるが、公演のジャンルによっては、音が飛んでくる感触が得られずに物足りなさを感じ、ついつい、必要以上のボリュームを出してしまうかも知れない。 興味を持たれた方は、是非一度、お試し下さい。そして、その御感想を、是非私にもお聞かせ下さいませ。 1998年9月17日 初稿掲載 このレポートは、予告なしに追加改訂されることがあります。 |
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