夜空

低い、音とも波動ともつかない、心臓音の様な音、フェードイン。(ドックン、ドックン)

それと合わせて、血管の中を血液が流れているような音、フェードイン。(ゴーン、ゴーン)

この2つが全編を通じてBGとして流れている。

しばらくこの音を聴かせる。

冷たい、乾ききっていない、金属音に近いが金属音ではない音。星が凍る音。

(カリーン、キーン、キラーン)2〜3呼吸位の間隔をおいて、いろんなところへ定位しながら、断続的に鳴る。

イルカの子供の声。(鳥笛使用)親を呼ぶような、甘えるような声。

母親のイルカの声。(鳥笛使用)子を呼ぶような、見守るような声。

互いに不定期に、断続的に、様々に定位して聴かせる。

しばらく、BGをベースに、星が凍る音、イルカの親子の声のアンサンブル。

イレギュラー的に、タッチ的に、一角獣の声(鳥笛使用)。

波の音のような、流星の流れる音。(シャララララ、サーッ、)頭の上から、360度四方八方へ拡散していく。

イルカの子供の声、前方からリスナーを通り抜けて後方へ。

流星の流れる音が後を追う。

星の凍る音。

母イルカの声、頭上からリスナーを通り抜けて前方へ。

流星の流れる音が後を追う。

間。

前方から、親子のイルカの声、呼び合うように鳴きながら、絡みあうようにして前方から、リスナーを通り抜けて後方へ去る。

流星の流れる音が後を追う。

BG、大きくなりながら回転を始める。しばらく聴かせて、回転しながらフェードアウト。

※キッカケの順としては、

BGフェードイン→BG一山作る→BG落ち着きながら星が凍る音1→星が凍る音2→星が凍る音3→

星が凍る音4→星が凍る音5、子イルカ1→母イルカ1→子イルカ2、星が凍る音6→母イルカ2→星が凍る音7→一角獣1→星が凍る音8→子イルカ3→母イルカ3→一角獣2、星が凍る音9→BG一山→流星の流れる音1→星が凍る音10→子イルカ移動、流星→星が凍る音11→母イルカ移動、流星→星が凍る音12→BG一山→イルカ親子、流星→一角獣3、星が凍る音13→BG大きくなり、回転→フェードアウト

という感じですが、それぞれのタイミングについては、レコーディング時の石丸の呼吸で、タクトを振らせて頂きます。

石丸の「音のコラージュ」は、ある現代作曲家によると、無旋律音楽として成立しているんだそうですが、私としては、音楽という枠組に収まってしまうようなものではないと思っています。

ただ、一期一会と言いましょうか、素材は同じものを使っても、呼吸は二度と同じものは出てこないという部分を大事にしたいと思っております。

 

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