発進! 広い格納庫に、かすかに空調の音、フェードイン。(シュー) かすかに聞こえる何かの駆動音。(ブーン) それがはっきり聞き取れるようになってから、格納庫内に男の管制官の声が響く。 「宇宙船バルバロッソ、発進準備」 一間あけて女の管制官の声が続く。「Ready to BALBAROSSO take off」 男の管制官の指示に応えるように、女の管制官の声に重なって作業は開始される。 以降、すべてこれに習う。 割と近くで重機の起動音(ヒュイーン)格納庫奥の方でエンジンの小さな作動音。(シュオーン) ジジジ、ジジジ…と放電の音。 しばらく聞かせて、 男管制官「バルバロッソ、リフトアップ」女管制官「BALBAROSSO lift
up」 巨大な発射台が油圧で上昇する音。リスナーごく近くで、キーボードを操作する音。 発射台が上昇しきり、停止した音が響く。(ギューン、ズシーン) 男管制官「冷却液注入開始」女管制官「Insert Cooling」 発射台周辺に冷却液が注入される。空気圧バルブのプシュー、ボシューという音、大量の液体の充満していくゴボゴボという音。 その音が続く中で、 男管制官「ボディアーム開け」女管制官「Extend the bodyarm」 宇宙船を発射台から落下防止の為に固定していた巨大なボディアームが、重々しい音を立てて、開いていく音。 リスナー耳そばのスピーカから、コンピュータの合成音声。 「エンジン内圧力上昇」「エアシステムON」「電装系すべてよし」 この合成音声に合わせて、キーボードの音、ピッというコンピュータの音、ランダムに聞こえる。 この合成音声とコンピュータ音とのやり取りの間に、後ろの宇宙船のエンジンの音は段々大きく、段々高い高回転の音と、低い地響きのような音が増幅されてくる。この音に、冷却液注入の音は、かき消されていく。 男管制官「発射台、発進角度へ」女管制官「Rotate take off position」 発射台、仰角をつけるために動く音。 男管制官「メインエンジン始動」女管制官「Start Main engine」 激しい爆音。 男管制官「バルバロッソ、発進!」女管制官「BALBAROSSO take off!」 爆音の中に推進音。その音は次第に前方へ遠くなる。そして右前に上昇し、再びリスナーへ向かってくる。リスナーに迫った後、左真上へ上昇していく。 段々遠ざかって、終了。
[Home][Lunadfuego Products][Kouichi Ishimaru][La Dolce Vita][La vie en Rose]
[Link Link Link][TOY TOY BOX][てけてけ伝説]
Copyright Lunadfuego. All right reserved. E-mail : info@lunadfuego.com